楽器を調整に出していますか?

楽器を調整していますか?

調整っていうのは、リペアマン(楽器を直してくれる人)による定期メンテナンスのことです。

調整は、あきらかな故障(ネジが外れた、タンポに穴が開いた)などを直す修理とは少し違います。
例えるなら、「定期健診」や「車検」と言ったものでしょうか🤔

楽器は、温度・湿度・振動・経年劣化などで微妙な変化が起こります。
変化が蓄積されていくと、調子悪さの原因になることもあります。

調子が悪いとは、「いつもと何か違う」、「なんだか音がパッとしない」などです。
決定的に音が出ないわけではないけど、何となく感じる不調という感じでしょうか。

日頃から演奏している人であれば、少なくとも1年に1度は調整に出したほうがいいでしょう。
私は、「なんだか音抜けが悪いな」と感じたり「どんなセッティングに変えてもパッとしない」という時に調整に行きます。

けれど、初心者の方には、この「調子が悪い」状態がイマイチ分からないという人が多いのです。
まず、初心者のうちは、自分の音がこれでいいのか判断がつかなかったり、いつもと同じ音がでないのは「自分のせい」なのか「楽器のせい」なのかが分からないからです。

そんな人のために、ちょっとした不調を探す方法をほんの少し教えましょう。
ただし、本当に不調かどうかは、専門家に調べてもらってくださいね。
では、何個か今から紹介する音が出せるか試してみてください。

まずは、「最低音(シ♭、バリトンならラ)がしっかりと鳴るか」です。
最低音は、すべてのタンポ(穴を抑えるキー)が、本体の穴を綺麗に塞いでいないと鳴りません。
穴が塞がっておらず最低音が出ない場合は、どこかのキーが歪んでいたり、タンポが摩耗している可能性があります。
ただし、初心者の場合は、最低音を鳴らしにくいこともあります。

次に、「中音(シ♭)の替え指がすべて鳴るか」です。
とりあえずは音程の高低ではなく、しっかりとシ♭がでるかを確かめましょう。
普段の運指で使わないだろう指もあるので、運指表を載せておきます。
指で抑える部分を赤く塗ってあります。

左から2つの運指は、よく使いますが、右の3つはあまり使うことはないかもしれませんね。
運指によっての音程の高低は、あまり深刻に考える必要はありません。

これらの音を吹いてみて、「鳴らない」、「鳴りにくい音がある」のなら、専門家(リペアマン)に診てもらったほうが良いでしょう。

また、運指の際にガチャガチャと金属音が鳴る、金属同士が当たる音がする、キーを抑えた時にバネの反射を感じないetc…症状がある場合も見てもらいましょう。

たまに調子の悪い楽器を気合と根性🔥で吹きこなそうとする方もいらっしゃいますが、無理して吹くことで体や楽器の状態が悪化することは、よくあります。
ちょっと変だなと思ったら、早めに調整に出しましょう。

調整や楽器の修繕には時間がかかることも多く、リペアマンの手が空いていない時もあるので、事前にリペアマンのいる楽器店に電話相談してから来店するとスムーズですよ。

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